2014年11月15日(土)
JMIU 大リストラ許さない
日本IBM本社前で宣伝
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日本IBMが1000人規模とも見込まれるリストラを始めたもとで、日本IBM解雇撤回闘争支援全国連絡会とJMIU(全日本金属情報機器労働組合)、JMIU日本アイビーエム支部は14日、リストラを許さないと、東京都中央区の日本IBM本社前で宣伝しました。出勤する労働者が次つぎとビラを受け取りました。
IBMは10月、減収が連続したとして、「人員削減」費用6億ドル(660億円)を計上すると発表。このうち1割(66億円)が日本に割りあてられると予想されます。1000人であれば、日本IBM本体の人員の約1割にあたると見られ、今年末まで実施される恐れがあります。
マイクを握った日本アイビーエム支部の大岡義久委員長は、退職面談が始まり、会社から「年内に仕事を見つけてくれ」といわれた労働者もいると告発。「リストラをやめさせ、技術力で勝負する会社に変えていこう」と訴えました。
JMIUの生熊茂実委員長は、退職強要による人減らしと事業所売却によって利益を上げていると指摘し、「働く人を大事にしてこそ、技術、企業は発展する」と強調。三木陵一書記長は、「組合に入って退職強要が止まった人はたくさんいる。雇用を守るために、組合に入っていっしょにがんばろう」とよびかけました。