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2014年11月14日(金)

きょうの潮流

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 「伝家の宝刀」といわれる首相の解散権を使ったのは、1952年8月の吉田茂内閣が最初でした。占領政策の転換で政敵の戦犯政治家が復帰。吉田首相は党内の主導権を握るため、宝刀を振りかざしたのです▼国会召集後、わずか3日目で突如踏み切った「抜き打ち解散」。意図的だ、党利党略だ、と解散権をめぐり大きな議論に。その後20回以上あった衆議院解散もほとんどが同様の批判を免れないものでした▼いままた、国会に解散の突風が吹き荒れています。どの分野でも国民から批判を浴び、追いつめられ、矛盾が広がる安倍政権。解散を延ばせば延ばすほど追い込まれる、だからいま…。そんな思惑と打算が透けて見えます▼〈レシートの消費税の文字を墨で消す安倍政権の暴走許さじと〉(河井明子)。いっこうに上がらない賃金に増税で、庶民の暮らし向きは悪くなるばかり。消費は冷え込み、商店や農家からも“早く辞めて”の怒りの声が次々と上がっています▼原発再稼働や集団的自衛権。このまま続けさせれば、私たちの命や生活はますます危うい。その不安を受けとめ、ともにたたかう政党が日本共産党です。総選挙に向け、さっそく勇躍し奮闘することを誓いました▼この党の躍進を切望し、歌人の後援会が合同歌集『歌の風―いまこそ、日本共産党』を刊行しました。先の一首もそこから。良き世や政治、党への期待があふれる作品群からもう一つ。〈憲法を暮らしに生かす政治へと今こそ変える党の出番よ〉(杉山やよい)


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