2014年11月5日(水)
川内再稼働同意しないで
県民の会 知事に緊急署名提出
鹿児島
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鹿児島県の九州電力川内(せんだい)原発(薩摩川内市)の再稼働に反対する「原発ゼロをめざす県民の会」は4日、伊藤祐一郎県知事に対し、再稼働に同意しないよう求める6317人分の緊急署名を提出しました。知事が招集した5日からの臨時県議会前に提出しようと、2週間余りで集めたものです。
井上森雄筆頭代表委員は「川内原発の再稼働は、国が他の原発の審査を簡略化し、全国の原発再稼働の突破口となると危惧している。鹿児島だけの問題ではない」として「署名の重みを知事は受け止めてほしい」と要請しました。
「会」のメンバーらは「知事は宮沢洋一経産大臣と会談したが、なぜ急ぐのか。県民は十分な説明を望んでいる」「またたく間に再稼働に突き進んでいる。住民説明会以降、避難計画についてますます不安だ」「福島原発事故は収束していないことを認識しているのか」との声が次々と上がりました。
同日、県母親大会連絡会(上村さよ子会長)も、再稼働に反対し、自然エネルギーへの転換などを求める申し入れをしました。
いずれにも日本共産党のまつざき真琴県議が同席しました。