2014年11月3日(月)
反ヘイト 明るく叫ぶ
差別撤廃求め東京大行進
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特定の人種や国籍などに対して侮辱的な言動で差別を扇動する「ヘイトスピーチ」に反対し、差別撤廃を求める「東京大行進2014」が2日行われ、買い物客や外国人観光客が多く訪れる東京・新宿の街をデモ行進しました。約2800人が参加しました。主催は「TOKYO NO HATE」(トーキョー・ノーヘイト)。
今回で2回目の東京大行進のテーマは「差別のない世界を、子どもたちへ。」です。「これからの未来を担う子どもたちを、差別される側にも、する側にもしてはいけない」と、日本政府に対し国連の人種差別撤廃条約の誠実な履行を求めました。
DJとラッパーを乗せたサウンドカーが現れ、参加者は音楽に合わせて体を躍らせながら「差別はいらない」「叫べ、ノーヘイト」とコールしました。
服飾デザイナーの、そんいさん(32)は、自身がデザインしたチマチョゴリを着た女性たちとともに行進しました。「私自身、中学高校とチマチョゴリを着て朝鮮学校に通っていました。今日、集団でチマチョゴリを着て歩くのは高校生以来なので、うれしくて胸が熱くなりました。この服を着て歩くことで、反ヘイトを表現したい」
日本共産党からは、小池晃参院議員・副委員長が参加しました。