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2014年11月2日(日)

明日への英気養い政治を変える力に

赤旗まつり 小木曽実行委員長の開会あいさつ 要旨

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写真

(写真)開会あいさつする小木曽陽司実行委員長

 みなさん、ようこそいらっしゃいました。ただいまから第41回赤旗まつりを開会いたします。

 2010年以来4年ぶりの開催です。みなさんとの再会と交流の機会を得たこと、日本共産党躍進の流れの中でこの赤旗まつりを迎えられたことをともに喜びたいと思います。

 政治状況は4年前と様変わりしました。2009年の総選挙で誕生した民主党政権はわずか3年余で幕を閉じました。「自民か民主か」の対決をあおり、「政権交代すれば政治は変わる」という幻想をふりまいた「二大政党づくり」は破綻しました。その受け皿をねらった「第三極」も、いまや完全にすたれつつあります。そして、自民党政治と正面から対決し、打開の道をしめす日本共産党の姿が浮き彫りになり、「自共対決」の構図が鮮明になってきています。日本共産党は、昨年の東京都議選、参議院選挙で勝利し、党躍進の流れがつくり出されました。この流れをより確かなものにし、日本の政治を変える大きな流れにしていこうではありませんか。

 みなさん、いま安倍政権の暴走は目に余るものがあります。集団的自衛権、消費税大増税、原発再稼働、沖縄新基地建設など、安倍政権がやろうとしていることは、どの問題も国民の多数が反対するものばかりです。その内容は、日本の国を滅ぼし、日本国民を滅ぼす「亡国の政治」といわなければなりません。しかも、国民の批判に謙虚に耳を傾ける姿勢はまったくありません。強権政治そのものです。国民との矛盾を深めていますが、こんな政権を一日も長く続かせるわけには絶対にいきません。

 この赤旗まつりを、安倍政権打倒をかかげた一大政治集会として大成功させ、戦後最悪の反動政権を徹底的に追い詰めていきましょう。いっせい地方選挙に勝利し、安倍政権にきびしい審判を下そうではありませんか。

 赤旗まつりは、その時々の世界と日本が直面する問題について解明し、打開の道を一緒に考えることを良き伝統としてきました。

 本日は午後から、山下芳生書記局長と池田香代子さんとの対談「政治も社会も変えられる アクティブ★トーク」が行われ、明日は、志位和夫委員長が「この党を大きくすることに日本の未来はかかっている」と題して記念演説を行います。3日には、不破哲三・社会科学研究所所長が「『科学の目』で日本の戦争を考える」と題してお話しします。政治の中心問題、焦点課題についての日本共産党の立場や考えをじっくりとお聞きください。

 赤旗まつりは、みどころ満載です。日本共産党展、「しんぶん赤旗」展、地方政治展、アート展などの一連の展示は一見の価値ありです。文化プログラムも大きな魅力の一つです。あすの野外ステージのトリは、お待ちかね、初登場の八代亜紀さんです。多彩なジャンルの第一級の出演者の熱演、競演をぜひご堪能ください。

 この野外ステージのほか、広い会場には、若者広場、スポーツ広場、子ども広場、出会いの広場などで、さまざまな催しが行われ、交流が繰り広げられます。

 赤旗まつりは、参加者一人ひとりが主役、みんなでつくりあげる「新しい日本のまつり」です。きょうから3日間、大いに交流し、大いに語り合い、楽しみ、明日への英気と確信をやしなってください。

 第41回赤旗まつりを、楽しく元気のでるまつりとして、そして安倍政権打倒をかかげた政治集会として、またいっせい地方選勝利への総決起の場として、みなさんの力で大きく成功させようではありませんか。


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