2014年10月31日(金)
「都」構想ストップ いまこそ大運動を
共産党大阪府委が声明発表
大阪市を解体する「大阪都」構想の「協定書」議案が大阪府議会、大阪市議会で否決されたことを受け、日本共産党大阪府常任委員会は30日、「『協定書』否決―下された府民・大阪市民の良識のうえに、『大阪都』ストップの大運動をいまこそ」との声明を発表しました。
声明では、「都」構想は、地下鉄敬老パス有料化、住吉市民病院廃止、地下鉄民営化などくらしを壊し、「都」に権限・財源を吸い上げ、「リニア」「カジノ」などにのめり込むもので、府市民にとって「百害あって一利なし」だと指摘しています。手法の点でも、「都」構想を議論する法定協議会から野党を排除し、「維新の会」だけでつくった「協定書」議案が府市両議会で否決されると、議会を通さない首長の「専決処分」で住民投票にかける構えをみせています。声明は、法もルールも無視した「独裁手法」を厳しく批判。橋下市長らの「専決」という暴挙を許さず、「大阪都」構想をストップさせる大運動をよびかけています。