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2014年10月31日(金)

曖昧な在特会への態度

参院内閣委 田村議員、山谷氏ただす

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(写真)質問する田村智子議員=30日、参院内閣委

 日本共産党の田村智子議員は30日、参院内閣委員会で、在日韓国人・朝鮮人にヘイトスピーチ(憎悪表現)を繰り返している「在日特権を許さない市民の会」(在特会)に対する山谷えり子国家公安委員長の姿勢をただしました。

 田村氏は、山谷氏が9月25日の日本外国特派員協会での会見で在特会の政策に反対するか問われ、「コメントすることは適切ではない」として、在特会の活動を一切批判しなかった事実を指摘。同会見で、在特会がどういう団体なのかとの書面質問に、山谷氏が在特会自身のホームページを引用して答えたと発言し会見場が騒然となったことを示し、「(在特会の)説明が自らの認識か」と迫りました。

 山谷氏は、ヘイトスピーチや暴力行為について「違法性があれば、法と証拠に基づき厳正に対処したい」と述べながら、在特会がそのような行為を行う団体と明確には認めませんでした。

 田村氏は「そこをあいまいにする山谷氏が国家公安委員長でヘイトスピーチの取り締まりができるのかと不安の声が上がっている」と指摘。「最近、“ヘイトスピーチをやめろ”と訴える側を警察が排除する事例がみられる」として、警察がヘイトスピーチなどの違法行為に適切に対応する教育を行うよう求めました。


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