2014年10月26日(日)
オスプレイ 横須賀に初
運動会の上空 飛来
共産党市議団・市民ら抗議
神奈川
神奈川県横須賀市の米海軍横須賀基地に25日、米海兵隊の垂直離着陸機MV22オスプレイが地元の平和・住民団体が抗議するなか初飛来しました。首都圏各地でのオスプレイの飛来や訓練が頻繁になるもとで同日、オスプレイの飛来・拠点化や基地強化に反対する集会が開かれました。
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午前9時54分に横田基地(東京都)を離陸したオスプレイは10時、横須賀基地西側上空から、固定翼モードで現れました。
同機は基地に沿って東側海上へ飛び、猿島付近で飛行モードをヘリモードに転換。同4分、同基地に初着陸しました。同45分ごろ、基地を離陸しました。
同機は基地西側から再び飛来し59分ごろ基地に着陸。11時11分に東側海上へ飛び立ちました。
基地に隣接する三笠公園に集まった市民らは、湾内に翼の低音が響く中、英字で「オスプレイ ノー」と記したプラカードを掲げ、反対を訴えました。
市内では、運動会中の小学校上空を飛来する姿が確認されました。
日本共産党横須賀市議団・市議候補や市民らは、市内各所で飛来に抗議する宣伝に取り組みました。井坂しんや市議団長(県議候補)は「原子力艦船が入港している横須賀基地の上を欠陥機のオスプレイが飛びました。オスプレイの飛来を許さず、基地機能の強化阻止、原子力空母の母港化撤回を求めたい」と訴えました。