2014年10月26日(日)
私は俺は黙らない
秘密法反対学生がデモ
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「渋谷のみなさんお元気ですか。僕たちは秘密保護法に反対です!」。そんな掛け声を皮切りに25日、「特定秘密保護法に反対する学生有志の会(SASPL(サスプル))」が、東京・渋谷の街をデモ行進しました。
約2000人の参加者が音楽のリズムに合わせ「民主主義ってなんだ」「憲法守れ」「言うこと聞かせる番だ俺たちが」とコール。大阪や京都、静岡など遠方から参加した学生もいました。
先導するトラックの上でスピーチした大阪から来た大学3年生の女性は「私たちは自由に生きたい。秘密保護法で黙ると思ったら大間違いです。この法律を許すことはできません」と声をあげます。
都内の大学に通う男性は「秘密保護法強行、集団的自衛権の行使容認、消費税増税…、安倍政権は独善です。道のりは長いですが、俺たちで民主主義を守りましょう」と語りました。
沿道から友人同士で飛び入り参加し、一緒に拳を上げる制服姿の男子高校生4人や、デモに向かって大きく手を振る人の姿が。買い物に来ていた医療事務で働く横浜市の女性(28)は、パンフレットを受け取り「こんな行動ってすごい。大事な情報を隠す秘密保護法には私も反対です」。
日本共産党の吉良よし子参院議員も列に加わり声をあげました。
SASPLは秘密保護法が施行されようとしている12月10日に合わせ、首相官邸前で、抗議行動を行います。学生以外にも、幅広い参加を呼びかけています。