2014年10月23日(木)
秘密保護法に反対
25日に学生デモ SASPLが会見
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特定秘密保護法に反対する学生有志の会(SASPL=サスプル)が22日、衆院第2議員会館で「特定秘密保護法に反対する学生デモFINAL@SHIBUYA(ファイナル・シブヤ)」の記者会見を行いました。デモ開催は25日です。
メンバーの一人、奥田愛基(あき)さんは「秘密保護法は世論調査で8割の人が異議を唱えています。それを政府は強行した。そのやり方に僕は怒っています」とあいさつ。「日本には、自分が政治に関わらなくても社会はよくなるんじゃないかという風潮があります。けど、そんな時代はもう終わった。自分たちが責任を持って政策に意見を言わないといけません」と参加を呼びかけました。
SASPLは2013年12月の秘密保護法強行の日にスタート。実質的な運営を行う中心メンバーと、広報のみを手伝うメンバーの約150人がいます。会見には10人が参加し、8人の学生がそれぞれ参加への思いを語りました。
沖縄県出身で、都内の大学に通う男性は「特定秘密保護法や集団的自衛権などが強行されて、沖縄や本土の人々が、もう繰り返したくないと誓った社会に向かっている気がして、怖い」といいます。「将来に胸をはれるおとなになれるよう、行動したい」
都内の美術大学1年生の女性は「秘密の指定は最大で60年間。私は78歳になってしまいます。いやなことにはいやと言いたい。外に向かってアクションするのは不毛ではありません」と話しました。
特定秘密保護法に反対する学生デモFINAL@SHIBUYA 25日午後3時半、東京・代々木公園ケヤキ並木(JR渋谷駅徒歩10分)に集合。午後3時半に集合。4時に出発します。