2014年10月22日(水)
米軍Xバンドレーダー
未明の搬入、市民抗議
基地建設の中止を訴え
京都
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米軍のXバンドレーダーが京都府京丹後市のレーダー基地建設予定地に21日未明、住民への事前の説明もないまま搬入が強行され、現地では早朝から建設予定地前でレーダー基地建設撤回を求める市民団体などによる抗議宣伝が行われました。
このことを受け、米軍基地いらない京都府民の会と日本共産党京都府議団が同日夕、京都府庁正門前で緊急の抗議宣伝を行い、100人を超える参加者が「京都に米軍基地はいらないぞー」と唱和を繰り返しました。
府民の会の辻昌秀事務局長、京都母親連絡会の吉田文子会長、日本共産党の前窪義由紀府議団長が抗議の訴えに立ちました。
辻事務局長は、レーダーの搬入を住民に説明を行わないまま強行した京都府や京丹後市の態度を批判し、「私たちが引き続き声を上げ続けることが、基地建設撤回につながると確信している。みなさん、声を上げていきましょう」と力を込めました。
宣伝に先立ち、党府議団は府に対して緊急の申し入れを行い、搬入強行に抗議するとともに、レーダー本体の撤去と基地建設の中止を求めました。
早朝からの現地の抗議宣伝には30人が集まり、日本共産党の田中邦生、橋本まり子両京丹後市議も参加。宣伝終了後に、米軍基地建設反対丹後連絡会(岩崎晃代表)とともに、同市基地対策室に抗議の申し入れを行いました。
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