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2014年10月19日(日)

沖縄知事選予定候補4氏 基地激論

オナガ氏「建設阻止」

仲井真氏「辺野古が一番」

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 沖縄県知事選(10月30日告示、11月16日投票)の立候補予定者4氏による公開討論会(主催・日本青年会議所沖縄ブロック協議会)が17日夜、那覇市内で開かれ、同県名護市辺野古への新基地建設などをめぐり、激論を交わしました。


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(写真)訴えるオナガ候補(左端)と(右へ)下地、喜納、仲井真の各予定候補者=17日夜、那覇

 オナガ雄志前那覇市長は、仲井真弘多知事が4年前に掲げた「普天間基地の県外移設」の公約を破り、辺野古の埋め立てを承認したことについて「県民の思いを踏みにじった」と批判。「辺野古新基地の建設を許せば、これから50年、100年後も子や孫に基地被害を押しつけることになる。ジュゴンがすむ美しい大浦湾を失い、観光への影響も大きく、県経済への損失は計り知れない。沖縄の自然や歴史、文化を生かす沖縄21世紀ビジョンを確実に実行させるため、新基地建設は断じてあってはならない」と訴えました。

 3選を目指す仲井真氏は「普天間基地の危険性除去のためには、辺野古移設が一番早い」として、8割の県民が反対する新基地建設を推進する姿勢を鮮明にしました。

 下地幹郎元郵政担当相は「県民投票で決める」として、辺野古新基地についての賛否を示しませんでした。

 喜納昌吉元参院議員は「辺野古埋め立ての承認取り消し・撤回を求める」と述べる一方、「仲井真県政の4年間は肯定している」と述べました。

 出席者同士のクロス討論では、オナガ氏に対する質問が集中。「オール沖縄」の立場を貫くオナガ氏の存在感が証明されました。


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