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2014年10月19日(日)

女性3閣僚が靖国参拝

内外の批判避けられない

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 高市早苗総務相、山谷えり子国家公安委員長、有村治子女性活躍担当相の3氏が18日、靖国神社(東京・九段北)を相次ぎ参拝しました。第2次安倍改造内閣発足後、例大祭で閣僚による初の参拝です。日本の過去の侵略戦争を正当化する宣伝センターの役割を担う靖国神社には、前日に安倍晋三首相、衆参両院議長、塩崎恭久厚労相が「真榊(まさかき)」を奉納。これを非難する中国や韓国を無視して、女性3閣僚が参拝を強行しました。

 高市氏、有村氏はそれぞれ「総務大臣」「国務大臣」名で参拝しました。参拝後、高市氏は「国の存立を守ってくださった方々に対し、感謝の気持ちと哀悼の誠をささげた」と参拝を正当化。山谷氏は「平和な国づくりを誓った」などと述べました。有村氏は外交への影響について問われ「他国から参拝せよ、参拝するなと言われる話ではない」と述べました。

 安倍首相をはじめ3閣僚は、日本の侵略戦争を美化・肯定し改憲を目指す「日本会議」の中心的メンバーです。日本会議は、安倍首相に対し、内外の批判に屈することなく靖国参拝を継続、定着させよと求めています。


侵略美化に身をおくもの

山下書記局長が抗議

 女性3閣僚の靖国神社参拝で、日本共産党の山下芳生書記局長は18日、コメントを発表、靖国神社への参拝や真榊(まさかき)奉納は「侵略戦争を美化する立場に自らの身を置くことを示すものだ」として厳しく抗議しました。

 さらに、侵略戦争の正当化・美化は「第2次世界大戦後の国際政治の原点と相容(い)れず、中国や韓国などとの深刻な外交的ゆきづまりの根源ともなっている」と指摘。侵略戦争に命がけで反対を貫いてきた党として「日本の政治からこうした歴史問題での逆流を一掃するために全力をあげる」としています。


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