「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2014年10月18日(土)

子どもたちの未来のために

絵本作家ら秘密保護法廃止求めるアピール

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

写真

(写真)「フォーラム・子どもたちの未来のために」でリレートークする各氏=16日、東京都内

 絵本作家、画家、児童書の出版社、研究者など子どもの本に関わる7組織の主催で、秘密保護法に反対する「フォーラム・子どもたちの未来のために」が16日、東京都内で開かれました。児童文学関係の団体がこれだけ結集するのは初めて。

 呼びかけ人のひとり大竹永介講談社取締役が「昨年の秘密保護法案審議の際には、有志で反対声明を出した。法成立後、このままにしてはおけないと各団体に働きかけ今日に至った」と経緯を説明しました。

 あさのあつこ、いわむらかずお、さくまゆみこ、武田美穂、森絵都、岩崎弘明の各氏がリレートーク。各氏は、集団的自衛権の行使容認や原発再稼働などの安倍政権の暴走に言及し、「自由で豊かで平和な社会を子どもたちに渡したい」「安倍首相や財界の『命より金』の価値観を変えたい」「政治について発言するためらいを取り払って声をあげることが政府の締め付けに抗うことになる」などと語りました。

 憲法学者の小林節氏が講演し「秘密保護法と集団的自衛権解禁はセットで、どちらも憲法違反。選挙で安倍政権を倒せば、これらを止めることはできる。あきらめないでほしい」とよびかけました。

 同フォーラムは、解釈改憲などに強い危惧を表明、現政権の「強権的・独裁的な姿勢」を批判し、秘密保護法廃止と「解釈改憲」の閣議決定撤回を求める緊急アピールを拍手で確認しました。


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって