2014年10月12日(日)
川内原発住民説明会
説明会でますます疑問
住民団体 再稼働反対「イレブン行動」
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鹿児島県の民主団体などでつくる「原発ゼロをめざす県民の会」は11日、川内原発の再稼働に反対する毎月定例の「イレブン行動」に鹿児島市の天文館で取り組みました。
川内原発のある薩摩川内市を皮切りに、9日から開かれている住民説明会について「納得できず、ますます疑問が出てきた」「誰が責任をとるのか」と抗議し、伊藤祐一郎知事に再稼働に同意しないよう求める署名へ、協力を訴えました。1時間で95人から署名が寄せられました。
川内原発からわずか6キロの、いちき串木野市羽島地区出身の女性(47)は「いくら『安全』と言われても、想定外のことが起きれば福島原発事故のようになる」と話し、署名しました。
これが初めての署名という鹿児島市の女子高校生(18)は、「高校が原発から30キロにある。もし原発事故が起きたら学校に行けなくなる。再稼働は反対です」と話しました。