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2014年10月12日(日)

『新たな躍進の時代をめざして』 志位和夫委員長の著書

韓国で2冊目を出版

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(写真)韓国で出版された志位和夫委員長の著書『新たな躍進の時代をめざして』(左は裏表紙)

 日本共産党の志位和夫委員長の2冊目となる韓国語の著書『新たな躍進の時代をめざして』がこのほど、同国のMSDメディア社から出版されました。昨年春に刊行された『いま、日本共産党』(イマジン出版社刊)に続くものです。

 新著は、2012年4月に新日本出版社から発売された同名の著作に収録された諸論考からの抜粋と、今年3月に志位氏が発表した日本軍「慰安婦」問題についての見解「歴史の偽造は許されない」、日本共産党が提唱する「北東アジア平和協力構想」を紹介した小論で構成されています。

 日本共産党がどういう政党で、どんな日本をめざし、世界とアジアをどうとらえ働きかけようとしているのか、また、日韓両国・国民の真の友好をどう築き、北東アジアの平和と安定をどうつくろうと提案しているのか、よく分かる内容となっています。

 志位委員長は新たに書き下ろした序文の中で、今の日本政治が「戦後最大の歴史的岐路に立っています」と指摘。憲法9条という宝を守ることが「日本国民の世界とアジアに対する重大な責任」であり、日本共産党は「海外で戦争する国」づくりを許すなの一点で、国民多数の世論と運動を結集し、危険な道を阻止するために全力をあげると決意を表明しています。

 また昨年7月の参院選での党躍進を紹介したうえで、「躍進を決して一過性のものに終わらせず、日本を変える大きな流れに発展させ、日本の政治をアジアや世界から歓迎される方向に転換させるために、力をつくしたい」と述べています。

 この本について、翻訳と出版に尽力した韓国人ジャーナリストの洪相鉉(ホンサンヒョン)氏は、訳者あとがきで次のように評しています。

 「志位委員長は本書を通じ、日本の良心勢力の中心にある日本共産党が、保守層も結集する連帯戦略を通じて新たな躍進を実現することにより、守旧政治勢力の暴走に歯止めをかけ、北東アジアの平和のために新たなビジョンを提示できるという論理を示している」

 「新たな韓日関係の地平を模索しようとし…北東アジアの進歩的政治の道を見いだそうと苦悩する読者にとって、本書はきわめて有益な示唆を提供できると確信する」


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