2014年10月11日(土)
きっぱり原発ゼロに
官邸前行動
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首都圏反原発連合(反原連)は10日、首相官邸前抗議行動を行いました。川内原発をめぐって、地元・鹿児島だけではなく、全国で再稼働への不安や反対の声が広がっているのに、再稼働へ突き進む安倍晋三政権。2000人(主催者発表)の参加者は「川内原発再稼働反対」「原発やめろ」とコールしました。
熊本県八代市から参加した女性(63)は「こんなにたくさんの人が原発反対といっているのに、なんで政府はわからないのかと涙が出そうになりました。地震列島に廃棄物の処理もできない原発はやめてほしい」といいます。
ドラムを持って参加した東京都あきる野市の男性(47)。「福島原発事故によって人間が暮らせない地域ができたというのは重い事実です。もう原発はやめるべきです」
茨城県坂東市の男性(39)は「安倍首相は、原発を動かすために無理やり“安全”といっているようにしかみえません。きっぱり原発をあきらめるべきです」。
茨城県つくば市から父親と一緒に参加した大学1年生の女性(20)は「火山地帯の九州ではいつ噴火するか分からない。福島の事故原因も解明されていないのに、原発の再稼働はおかしい」と語りました。
笠井・吉良両氏スピーチ
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日本共産党の笠井亮衆院議員と吉良よし子参院議員は10日、首都圏反原発連合の首相官邸前抗議行動に参加して、国会正門前でスピーチしました。
吉良氏は「川内原発の地元、薩摩川内市で開かれた説明会でも反対の声が多数だった。国民が納得していない再稼働など許されない」と語りました。
笠井氏は「政府は、再稼働の準備に人手を回し、福島原発事故でまともな対策もとっていない。世論と運動で、力を合わせて、再稼働を止めましょう」と訴えました。