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2014年10月9日(木)

初戦 佐々木五段が快勝

将棋新人王戦 中盤優位 押し切る

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(写真)終局後、対局を振り返る佐々木勇気五段(左)と阿部光瑠四段(右)。中央は立会人の田村康介七段=8日、東京・将棋会館

 佐々木勇気五段(20)と阿部光瑠(こうる)四段(19)の対決となった第45期将棋新人王戦(しんぶん赤旗主催)の決勝三番勝負第1局が8日、東京都渋谷区の将棋会館でおこなわれ、午後4時46分、102手で佐々木五段が快勝しました。第2局は17日(金)に同所でおこなわれます。

 振り駒で阿部四段の先番。戦型は横歩取りとなりました。

 後手は両端の位を取って、34手目△2四飛とぶつけ局面は一気に緊迫しました。ここで阿部四段が長考に沈み、34分を費やして飛車交換。続いて▲8四飛から▲8二飛成と攻め込みましたが、佐々木五段の△5一角〜△7四歩〜△7三角が絶妙の受け手順でした。「この数手のやり取りは、後手が一本取った感じ」(立ち会いの田村康介七段)で、後手ペースとなりました。

 49手目阿部四段の▲5五竜に対して佐々木五段は△9六歩から一気の攻勢に出て優位に立ちました。

 このあとは先手が逆転の勝機を求めて粘り、後手は堅実に指す展開。最後は佐々木五段が完封した形となり、阿部四段の投了となりました。

 勝った佐々木五段は「研究していた将棋になり、内容も良かったのでいいスタートを切れた」と語りました。

 阿部四段は「ひどかった」とポツリ、「2局で終わらないようにがんばります」とのべました。

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