2014年10月8日(水)
うちわのような資料?
松島法相しどろもどろ
松島みどり法相が7日の参院予算委員会で、自身の選挙区である東京都荒川区内の祭りで自らの名前などが入った「うちわ」を配布したことが、公職選挙法が禁止する「物品」の寄付にあたると指摘され、「このうちわは…、うちわのように見えるかもしれませんが」などとしどろもどろの答弁を繰り返しました。
民主党の蓮舫議員の質問に、松島氏は、うちわには活動報告や政策が記載されており「物品にあたらない。『うちわ』と解釈されるなら、うちわとしての使い方もできる」と言い張りました。
しかし、蓮舫氏から、埼玉県選挙管理委員会の「寄付行為Q&A」では明確に禁止されていると指摘されると、松島氏は「討議資料としてお配りした」「イベント会場などでも無料で配り捨てられているものがいくらでもある。それに類するもの」などと苦しい答弁に終始しました。
安倍晋三首相は「疑いを受ける以上、今後、大臣においては配布を行わないのが望ましい」とのべざるをえませんでした。