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2014年10月6日(月)

“無人機攻撃やめよ”

反戦団体が米で宣伝

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(写真)無人機による攻撃の中止を求めて宣伝する人たち=4日、ワシントン(島田峰隆撮影)

 【ワシントン=島田峰隆】米女性反戦組織「コード・ピンク」などは4日、ワシントン市内にあるスミソニアン航空宇宙博物館前で、オバマ米政権に対し無人機を使った国外での攻撃を直ちにやめるよう求めて宣伝しました。主に欧米の反戦団体が同日に一斉に取り組んだ「無人機反対国際行動デー」の一環です。

 同博物館には、世界各地で無人機が対テロ戦争で「活躍」していると称賛する展示があります。

 宣伝参加者らは、博物館を訪れた人々に「展示は無人機が多数の民間人を犠牲にしていることに触れていません。無人機の本当の姿を知ってください」「無人機攻撃をやめさせるのは米国民の責任です」と呼び掛けました。

 2006年まで米軍内で医療研究者として働いていたロルナ・バンダーザンデンさん(61)は「裁判もなしに人を殺害する無人機攻撃は米国への憎しみを強め、テロの危険を増やし、米国はまた戦争で対応することになります。この悪循環を止めましょう」と力を込めました。

 米軍は、パキスタンやイエメンなど世界各地で、一方的に「テロリスト」と決めつけた人を狙って無人機で攻撃しています。しかし子どもを含む罪のない市民が爆撃されて犠牲になる例が後を絶たず、国内外から批判や見直しを求める声が出ています。


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