2014年10月5日(日)
ストップ 「大学の自治」破壊
学者・研究者らシンポ
京都・党後援会
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「大学の自治」を破壊する学校教育法改悪など、この間の大学「改革」に対し、大学の現状や運動を交流しようと、「京都の学者・研究者日本共産党後援会」が4日、京都市中京区でシンポジウムを開きました。
芦田文夫・同後援会代表世話人、渡辺和俊・日本共産党京都府委員長があいさつ。
竹中寛治・京都大学職員組合副委員長、三浦正行・立命館大学教授(同大元教職員組合委員長)、土井誠・党中央委員会学術・文化委員会事務局次長がパネリストを務めました。
竹中氏は、大学自治破壊の先鞭(せんべん)を狙った総長選挙廃止の動きをめぐり、総長選挙存続を勝ち取った京大職組のたたかいを紹介しました。
三浦氏は、立命館大の「一時金カット」強行や、混乱を深める「茨木キャンパス移転問題」などに触れ「迫る総長選挙では、現状を打破し将来を見据えた総長を生み出せるかどうか、重大な局面にある」と述べました。
土井氏は、国が改悪学校教育法に沿って学内規則や運営の変更を求めていることを告発。学内規則見直しの状況調査の実施を通告していることなどを指摘し「大学を文科省の付属機関に置き、大学の自治を否定するものだ」と批判しました。