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2014年10月4日(土)

「原発ゼロ」「再稼働反対」 全国で230カ所に

事故から3年半 定例行動広がる

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 原発ゼロ、再稼働反対などを訴える全国の定例行動が、230カ所にのぼることが3日、本紙の調べでわかりました。このうち、100回を超えるところは約3分の1の76カ所になっています。2011年3月11日の東日本大震災と福島第1原発事故から3年半。国民の行動は草の根でねばり強く続けられています。 (各地の行動)


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(写真)「川内原発再稼働反対」「原発なくせ」とコールする人たち=3日、首相官邸前

 本紙は各地方総局、都道府県記者のネットワークを通じて、毎月1回以上定例でとりくまれている抗議行動やデモ、宣伝活動を調べました。本紙が確認できただけでも、沖縄県を除く46都道府県で行動が続けられています。原発事故が起きた福島県では13カ所の行動のうち100回を超えているのは7カ所となっています。九州電力川内(せんだい)原発をかかえる鹿児島県では10カ所のうち6カ所が100回を超えています。

 毎週あるいは月2回など「金曜日行動」として定着しているのは全体の約6割にあたる135カ所。原発事故が起きたのが3月11日だったことから毎月11日におこなわれている行動もあります。

 2012年3月29日に首都圏反原発連合が首相官邸前抗議行動を開始。その直後から大阪、名古屋、京都、北海道などで金曜日行動が始まりました。

 草の根で原発に反対する行動が一気に広がったのは、同年の夏からでした。同年7月から11月まで、本紙は金曜日行動の全国調査を実施。7月27日の行動予定は27都道府県34カ所でしたが、11月2日には45都道府県118カ所にふえていきました。

官邸前行動120回

 首都圏反原発連合は3日夜、首相官邸前抗議行動をおこないました。毎週金曜日の抗議行動は、今回で120回目。臨時国会でも原発推進を表明した安倍晋三首相に対し、参加者から「国民多数の声は原発ゼロ、再稼働反対だ。たたかいを盛り上げていく」との声が上がりました。 (詳 報)


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