2014年10月2日(木)
戦争する国やめなさい 今すぐ増税ストップ
これこそ女性の願い
新婦人「内閣退陣を」
「戦争する国づくり」ストップ、安倍内閣退陣を求めて新日本婦人の会(新婦人)が1日、東京・銀座をパレードしました。首都圏の1都3県の会員150人が参加しました。この日は、「大型開発と軍事費削って、くらし・福祉・教育の充実」を掲げる新婦人「秋の行動」のスタート日。各地の新婦人が繁華街での宣伝などいっせいに行動しました。
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秋の行動開始銀座パレード
銀座パレードの参加者は手作りのタペストリーやプラカードを掲げて「女性の願いを踏みにじる安倍内閣は退陣を」「戦争する国やめなさい」「今すぐ増税ストップを」と唱和し、沿道の人々にアピールしました。
憲法9条の「9」の字を縫いこんだ手作りのブローチを掲げて歩いた東京都文京区の女性(46)は、「憲法を守らなくてはいけない内閣が勝手に9条の解釈を変えると決めたことが許せない。海外で戦争する国には絶対させません」と話します。
千葉県浦安市の女性(39)は「『国を守るために自衛隊に入る』と息子にいわれたと友人が悩んでいます。海外の戦争に参加して国を守るという間違いを子どもに教える政治はおかしい。子どもたちに平和を守る大切さを伝えたい」といいます。
東京都大田区の女性(66)は「区は中学校で侵略戦争を侵略ではなかったと教える育鵬社の歴史と公民教科書を使っています。うそを教えて戦争する国にしようとしていることが怖い。来年は採択させないよう運動しています」と語りました。
1歳の女の子をベビーカーに乗せて歩いた埼玉県越谷市の女性(38)は「消費税が上がって8%でも痛手です。正社員だった夫は個人請負にさせられ生活は不安定です。10%は無理だとみんなで声を上げていきたい」と元気に歩きました。
パレード出発前にあいさつした笠井貴美代会長は「悪政推進に女性を利用し、女性をますます貧困に追い込む安倍内閣は退陣を」と訴えました。