2014年10月1日(水)
九条の会 全国いっせい行動
きょうから 「閣議決定」に草の根の反撃
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「九条の会」事務局は30日、国会内で記者会見し、10月1日からの「全国統一いっせい行動」で各地の九条の会が取り組む主な活動を紹介しました。
「九条の会」は、集団的自衛権行使容認の「閣議決定」について“立憲主義に反し憲法9条を破壊するもの”と抗議し、今後予定されている関連法案の整備を許さないため、「全国統一いっせい行動」を初めて呼びかけています。
会見で小森陽一事務局長は、10月1日から11月末までに数百の九条の会が宣伝・署名活動、講演会などを予定していると説明。「大きな全国的取り組みで、九条をめぐる局面を臨時国会会期中に大きく変えていく」と語りました。
小森氏はまた、10月から来年5月までを憲法大運動の期間とした富山県の九条の会の活動や、地域にある九条の会が連携した講演会がかつてない規模で成功し、新たな九条の会の結成・活動再開も広がっていることを紹介し、「安倍政権への危機感が全国に広がっている」と指摘。子育て中の母親たちが和歌山県田辺市で「9条ママnetキュッと」を結成するなど、若い世代に新しい活動が広がっていると話しました。
小森氏は、「『集団的自衛権』と日米ガイドライン」と題する事務局主催の学習会を10月10日に都内で開くことや、新しいポスターを発表しました。