「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2014年9月27日(土)

国際条約 交渉開始を

国連総長が各国に呼び掛け

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

 【ニューヨーク=島田峰隆】国連の潘基文(パンギムン)事務総長は25日までに、「核兵器全面廃絶国際デー」を迎えるにあたってメッセージを発表し、核兵器を包括的に禁止する国際条約の交渉を始めるよう世界各国に呼び掛けました。

 メッセージは、国連総会が第1号決議で核兵器廃絶に取り組むことを決めてから68年、核軍備の縮小・撤廃へ誠実な交渉を行うとした核不拡散条約(NPT)の発効から44年がたったと指摘し、「今こそ交渉を始める時が来た」と強調しました。

 また2008年に潘氏が出した「5項目の提案」で核兵器禁止条約の交渉などを求めたことを想起。「核兵器全面廃絶国際デー」は「安全保障のいっそうの強化から予算や科学研究面での資源の節約まで、核兵器廃絶がもたらす多くの利点について世界が思いをめぐらす日だ」と訴えました。

 同国際デーは、昨年の国連総会で非同盟諸国が提案して採択された決議の中に盛り込まれたものです。


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって