2014年9月23日(火)
104歳スプリンター快走
陸上の国際大会 男子100メートル
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104歳の最高齢スプリンターが22日、陸上の国際大会で100メートルを快走しました。100歳の部(100〜104歳)で世界記録を持つ京都市在住の宮崎秀吉(ひできち)さんです。
宮崎さんはこの日が誕生日。岩手県北上市で開かれたアジアマスターズ陸上大会に真っ赤なウエアで登場し、34秒61で駆け抜けました。4年前に出した自身の世界記録に4秒78及びませんでしたが、ゴールの後は世界最速男のウサイン・ボルト選手(ジャマイカ)が繰り出すお得意のポーズで会場をわかせました。
練習はランニングなど毎日1時間以上こなし、砲丸投げも取り入れています。「食べ物は30回かむ。胃が丈夫。それが長生きの秘けつ」と宮崎さん。来年は105歳の部で世界記録を狙います。
大会は17カ国・地域から2881人が参加。最高齢スプリンターとしてギネスにも認定されている宮崎さんは、アジアの選手たちからも握手や写真を求められるなど、人気を集めていました。