2014年9月19日(金)
アジア大会 きょう開会式
高まる歓迎ムード
韓国・仁川
|
【仁川(インチョン)(韓国)=アジア大会取材団】4年に1度開かれるアジア最大のスポーツの祭典、第17回アジア競技大会が19日から韓国・仁川で始まります。開会式を翌日に控えた18日は、競技場周辺の通りにアジア各地の言語で「仁川へようこそ!」と書かれた横断幕が並び、歓迎ムードが高まっています。メディアセンターを訪れる記者も多くなりました。
大会では五輪よりも多い36競技、439種目が実施され、45の国と地域から1万3千人以上の選手、関係者が参加。10月4日の閉幕まで熱戦を繰り広げます。
開会式に先立ってサッカーが14日から始まっています。17日に高陽市の競技場で行われた男子の日本―イラク戦で日本の観客を案内していた申順愛(シンスンエ)さん(49)=同市在住、主婦=は、1986年にソウルで行われたアジア大会でもボランティアで参加しました。
「その時は選手村に派遣され、日本の選手たちと友情が深まりました。いま政治の面で韓国と日本はいろいろありますが、今回出会った日本の方は友好的です。大会を通じて韓国をより理解してもらえるよう、一生懸命アジアの皆さんを歓迎したい」と語りました。