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2014年9月18日(木)

囲碁新人王戦決勝第2局

志田七段勝ちタイに

145手、中央の白石を取り決着

25日に最終局

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(写真)第39期囲碁新人王戦決勝三番勝負第2局で一力遼七段(右)を下した志田達哉七段。奥、右端は立会人の小松英樹九段=17日、東京都千代田区の日本棋院

 第39期囲碁新人王戦(しんぶん赤旗主催)決勝三番勝負は、一力遼七段(17)の先勝で迎えた第2局が17日、東京都千代田区の日本棋院でおこなわれ、午後5時13分、145手まで志田達哉七段(23)が黒番中押し勝ちをおさめ、対戦成績を1―1のタイに戻しました。これで決着は25日(木)、名古屋・日本棋院中部総本部での最終第3局に持ち越されました。

 第2局は先後入れ替わり志田達哉七段の先番。序盤、注目されたのが右下の白20。黒に先手を許しながらも手厚く打ちました。このあと地合で黒が先行し白が仕掛ける展開となりました。

 一力七段が34分の長考で上辺を手抜きで左辺に白34。これに対し、志田七段が上辺黒37とハサんでから上辺を黒地に、一力七段が左辺を白地とし、手厚い白20が生きる分かれとなりました。

 その後、争点は下辺に。白54ツケから白70割り込みから黒を切断しては、控室で「白がポイントをあげた」の声があがりました。

 黒は69以下、中央の白模様の消しに回り、白は上辺78のオキから右上隅を大きくえぐりました。

 その後は中央に生じた黒模様をめぐるたたかいが勝敗を決する攻防の様相となりました。白は114と深く打ち込み黒模様を荒らしにいきましたが、白石が取られ、黒中押し勝ちとなりました。

 勝った志田七段は「最後まで勝てた気がしなかった」と振り返り、一力七段は、第3局へ「気持ちを切り替えて臨みたい」と語りました。

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