2014年9月15日(月)
自民党新役員にも多数
カジノ議連メンバー
第2次安倍改造内閣や政権中枢に、刑法が禁じる賭博場・カジノの合法化を目指すカジノ議連(国際観光産業振興議員連盟)のメンバーがズラリと名前を連ねていること(本紙9日付)が話題を呼んでいますが、自民党がこのほど決定した新役員にも多数の議連メンバーがいることがわかりました。
稲田朋美氏が行政改革担当相から横滑りして補佐役が増えた政調会関係では、遠藤利明、松本純両政調会長代理と、金子恭之、後藤茂之、菅原一秀の各政調副会長がカジノ議連メンバーです。
カジノ議連の幹部では、萩生田光一事務局長(前総裁特別補佐)が筆頭副幹事長に、吉川貴盛副会長が経理局長に、岩屋毅幹事長が党・政治制度改革実行本部長に、柴山昌彦副幹事長が情報調査局長に、秋葉賢也副幹事長が地方組織・議員総局長に、それぞれ就任しました。
このほか、平沢勝栄中央政治大学院長、河野太郎行政改革推進本部長、船田元憲法改正推進本部長、桜田義孝、牧原秀樹両副幹事長がカジノ議連メンバー。
パチンコ業界でつくる「パチンコチェーンストア協会」の「政治分野アドバイザー」のメンバーでは、田中和徳氏が組織運動本部長、山口泰明氏が財務委員長、原田義昭氏が人事委員長、高木毅氏が国対筆頭副委員長、山本有二氏が農林水産業・地域の活力創造本部長、坂本哲志氏が副幹事長にそれぞれ就任しました。