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2014年9月6日(土)

きょうの潮流

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 大阪人の会話はまるで漫談です。「うちのおかん、ほんま腹立つわ」「どないしたん」「ガミガミうるさい。加減というものを知らん。もう、グレたろうかな」「そらな、あんたのこと思うてのことやろ」▼若い女性の電車のなかでの会話です。言葉はきつくとも、ほのぼのとしたものを感じます。ついつい耳を傾けてしまいます。これが、政治家となると、ちょっと趣が変わります▼7日投票の大阪府交野(かたの)市の市長選に出馬した市議会議員をめぐりこんなツイッター(つぶやき)がありました。「この方は(維新府議が)市長選挙に出たならばその後を狙って補欠選挙に(維新から?)出馬するつもりだったらしいですよ」▼これにかみついた政治家がいました。当の維新府議です。「『維新政治』と言わないでください(略)レッテル貼りには大変困っております」。この府議はLINE(ライン)で中学生を脅し、社会的批判をあびて市長選への出馬を断念。しかし、かわりに出馬した市議を公然と応援している人物です▼市長選は中田仁公(じんこう)市長の4選で維新政治を交野市に持ち込ませない、維新政治を退場させることが、最大の焦点です。共同の輪が広がっています。それにしても、「維新と言わないで」とは。まるで漫才のネタ▼前回いっせい地方選で「維新」と名乗るだけで当選した「維新旋風」はどこへやら。「なんでもできるというおごり」「独裁ってこわい」。維新に期待したある経営者は嘆きます。大阪人の目は節穴とちゃいまっせ。


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