2014年9月5日(金)
「戦争させない 9条壊すな 総がかり行動」
志位委員長のあいさつ
4日に東京・日比谷野外音楽堂で開かれた「戦争させない 9条壊すな 総がかり行動」での日本共産党の志位和夫委員長のあいさつは次の通りです。
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秋のたたかいで攻めに攻め、「閣議決定」を撤回に
みなさん、こんばんは(「こんばんは」の声)。日本共産党を代表して、熱い連帯のあいさつを送ります。(拍手)
7月1日の集団的自衛権行使容認の「閣議決定」以降も、国民の批判は大きく広がっています。批判の高まりを恐れ、安倍政権は、「閣議決定」を具体化する法案の提出を来年に先送りし、国民の怒りを「沈静化」させようとしています。
そうはいきません(「そうだ」の声、拍手)。相手が逃げるというなら、この秋のたたかいで攻めに攻めようではありませんか。「閣議決定」を撤回に追い込もうではありませんか。(「そうだ」の声、拍手)
正体を広く明らかにし、圧倒的多数の声で包囲しよう
第一に、集団的自衛権の行使とは、日本の国を守ることでも、国民の命を守ることでもない。アメリカが起こすアフガニスタン戦争やイラク戦争のような戦争で、自衛隊が「戦闘地域」まで行って軍事活動ができるようにする。「海外で戦争する国」づくりこそその正体であることを広く明らかにし、反対の声を5〜6割から7割、8割へと広げ、圧倒的多数の世論で安倍政権を包囲する状況をつくろうではありませんか。(拍手)
一つひとつの具体化の動きにストップをかけよう
第二に、集団的自衛権行使を前提に、日米が肩を並べて戦争する軍事計画をつくる日米ガイドライン見直しに断固反対しましょう(拍手)。自衛隊を「海外で戦争する軍隊」へと作り変えるための5兆円を超える大軍拡予算を許さないたたかいを進めようではありませんか(拍手)。一つひとつの具体化の動きにストップをかけ、関連法案を国会に提出できなくなるところまで、安倍政権を追い込もうではありませんか。(大きな拍手)
安倍政権を打ち倒し、戦争への道を大本から断ち切ろう 第三に、集団的自衛権の問題とともに、消費税大増税の問題、原発再稼働の問題、沖縄新基地建設の問題など、あらゆる分野で安倍政権の暴走と国民の矛盾が噴き上がっています。それぞれの分野で一致点にもとづく共闘――「一点共闘」を広げに広げ、それを安倍政権打倒の国民的大運動へと大合流させようではありませんか。(拍手)
安倍政権を打ち倒し、戦争への道を大本から断ち切ろうではありませんか。(大きな拍手)