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2014年8月27日(水)

「しんぶん赤旗」 いまここが読み得

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「黙ってはいられない」

「国民だれもの思い」

 「日刊紙が届くと一番に『黙ってはいられない』を読みます。私も黙ってはいられないからです。…いま国民のだれもが黙ってはいられないという状況におかれているのではないでしょうか」(東京都国分寺市、女性)「『黙ってはいられない』を毎回、心からの共感や納得と共に繰り返し読みます」(北海道滝川市、女性)

 いま、「赤旗」にこんな感想が次々に届いています。「赤旗」は「安倍政権打倒の国民的大運動を」と、識者インタビュー「黙ってはいられない 2014夏」や、シリーズ企画「やめさせよう 安倍『亡国』政権」をはじめ、紙面全体で安倍政権の「亡国の政治」を告発しています。

 なかでも、「黙ってはいられない」は、1985年から87年にかけて「赤旗」で掲載し、中曽根内閣の「戦後政治の総決算」路線に対峙(たいじ)し、好評を博したインタビュー企画の“今日版”。ノーベル賞受賞者の益川敏英さん、カトリック教会大阪大司教区大司教の池長潤さん、京大次期総長の山極寿一さん、エッセイストの海老名香葉子さんなど、著名な方が、戦後最悪の安倍内閣のもとで戦争か平和かの岐路にたつ日本の情勢について、真剣な思いを語ってくれています。

 24日付で登場した映画監督の山田洋次さんも、作品をめぐる対談やインタビュー企画などにはたびたび登場してもらっていますが、政治・社会問題についての単独インタビューは久々。「他民族に対する憎しみや差別視というおぞましい国民感情をあおり立てる」戦争の記憶、戦死・戦災者の悲しみをイメージする「喪の仕事」を繰り返す重要さ、新憲法公布のときの高揚感など、いまの情勢とも重ね合わせながら味わい深く語っています。

 今後も各界の多彩な方が登場する予定です。

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「とくほう・特報」「焦点・論点」

“事の真相が分かる”

 4月から新紙面の目玉企画「とくほう・特報」と「焦点・論点」が引き続き好評です。

 この夏は、「ガザの悲劇なぜ繰り返す」(7月24日付)「米政権のイスラエル擁護 背景は」(1日付)など複雑な国際情勢の真相に迫る企画に反響が相次ぎました。「ガザの記事は分かりやすく、ものすごくいい」「イスラエル問題はわかりにくく、宗教対立なのかと思ってみていましたが、今般の本紙の報告でアウトラインがわかってきました」との感想が寄せられています。

 また、研究者・専門家にも取材し、歴史の真実を骨太く描こうとしている「日本の侵略戦争」シリーズ(2日、23日付)には「次回はいつか」などの問い合わせが相次ぎました。東京・北区の読者からは「物事には黒か白か、はっきり言えないこともありますが、歴史の真実、戦争の実相はどんなことがあっても歪(ゆが)められていくわけにはいかない」と感想を書いてくれました。

 テーマも「外国人実習制度の問題点」(26日付)「安倍内閣の“学童保育政策”」(22日付)「政府、除染“骨抜き案”」(21日付)「戸籍業務を民間企業が!? 東京・足立区の民間委託問題」(18日付)など多彩。「絶対見届けたい核兵器廃絶の道筋 日本被団協代表委員・谷口稜曄(すみてる)さんの思い」(7月30日付)は、原爆の熱線に焼かれた谷口さんの平和にかける思いが語られ感動を呼びました。

 その道の第一人者に縦横に語ってもらう「焦点・論点」では、「『原発の経済性』を問う」で大島堅一・立命館大教授(25日付)「繰り返されるガザ攻撃なぜ」を語ってくれた前国連人権高等弁務官事務所パレスチナ副代表の高橋宗瑠(そうる)さん(7日付)などに反響がありました。

 今後も、各界の第一人者に登場してもらい、縦横に語ってもらう予定です。


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