2014年8月27日(水)
リニア計画撤回を
共産党議員チーム初会合
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日本共産党国会議員団は26日、穀田恵二衆院議員を責任者、辰巳孝太郎参院議員を事務局長とし、沿線関係議員が参加する「リニア中央新幹線問題プロジェクトチーム」を発足させました。
リニア中央新幹線(東京―名古屋間)は今秋の着工が狙われています。日本共産党は▽「時間短縮」に国民的な要望がなく、建設には大義がない▽事業失敗の「穴埋め」で国民への多大な負担と犠牲の押し付けが起きる危険性がある▽安全確保への不安を置き去りにする建設計画になっている―などの理由で反対しています。
同日の初会合で辰巳氏は、地下水の枯渇による生態系と水資源への影響、駅周辺再開発やアクセス道路整備で巨額の住民負担が生じるなど、この間の国会論戦や調査で明らかになった問題点を報告しました。
穀田氏は、リニア計画は国家的なプロジェクトとして行われている大型開発だと指摘。「建設に反対する国民的運動と一体で取り組んでいきたい」と計画撤回への意気込みを語りました。