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2014年8月23日(土)

海保暴言「平和丸 どけ」

辺野古 住民に威圧繰り返す

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(写真)海上保安庁の妨害行為にハンドマイクで抗議する笠井亮衆院議員=22日、沖縄県名護市辺野古沖

 米軍新基地建設に向けて海底掘削調査が強行されている沖縄県名護市辺野古で海上保安庁が住民の抗議行動を過剰警備で妨害している問題で、同庁職員が住民の船に対し、威圧的な「指導」を繰り返していることが22日までに分かりました。

 同日も海保ゴムボートの指揮を執る小型艇が、掘削を海上から監視する「平和丸」の針路を遮った上で、「どけ」「下がれ」などと「安全確保」を名目に高圧的な対応を繰り返しました。

 この日は立ち入り禁止水域の範囲を示すフロートに近づいたカヌー隊2人が一時拘束されて強制排除。禁止水域外での航行制限や、住民船への幅寄せなど法的根拠のない妨害や、危険な行為も日常化しています。

 一方、掘削地点脇の禁止水域内の浜辺では米軍関係者が海水浴を楽しむ場面も見られましたが、海保は「指導」せず。住民らは「私たちには『危険だ』といって近づけさせないのに、米兵は横で泳いでいいのか」と反発。宮城康博さん(54)は「明らかに中立じゃない。海保は沖縄防衛局のガードマンか」と批判しました。

 辺野古崎沖に設置されていた2基目のスパット台船が西方に移動され、3カ所目の掘削に向けた準備も進められました。

笠井・田村氏 辺野古を視察

 日本共産党の笠井亮衆院議員と田村智子参院議員が22日、辺野古を視察しました。

 笠井氏は海上から掘削地点を視察し、海保にも「法的根拠のない妨害はやめるべきだ」とハンドマイクで抗議。田村氏は基地ゲート前の座り込み参加者とともに浜までデモ行進し、カヌー隊を激励しました。


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