2014年8月18日(月)
オスプレイ
神奈川 大和で600人抗議
|
米海軍厚木基地(神奈川県大和、綾瀬両市)にオスプレイ4機が飛来しようとしている問題で「オスプレイ来るな!緊急抗議集会」(主催・実行委員会)が17日、大和市内で開かれ、約600人が参加しました。
参加者は「『沖縄連帯』『オスプレイ来るな』の声を広げ、世論と行動を今こそ大きくしましょう」とのアピールを拍手で採択。同基地周辺を「オスプレイはどこにもいらない」「爆音をなくせ」と唱和し、デモ行進しました。
集会で、主催者を代表して、新日本婦人の会県本部の泉水令恵会長が、大和、綾瀬両市長が飛来を容認していないことにふれ、「オスプレイが人口密集地の上空を飛ぶことをなんとしてもやめさせましょう」とあいさつしました。
日本共産党の塩川鉄也衆院議員、安保破棄中央実行委員会の東森英男事務局長が連帯のあいさつをしました。
塩川氏は、オスプレイの飛来について「キャンプ富士と一体に厚木基地をオスプレイの東日本の訓練拠点としていく意図があからさまに示されている」と指摘。安倍首相が進める海外で戦争する国づくりにストップをかけるなど、たたかいの意義を語り、「オスプレイは厚木基地に来るな、沖縄からもなくせとの声を広げていきましょう」と呼びかけました。
4歳の孫と参加した同県座間市の女性(55)は「孫のことを思うと、欠陥機のオスプレイに飛ばれたら困ります。基地も返してもらいたい」と語りました。