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2014年8月18日(月)

辺野古沖に掘削台船

赤嶺議員 海上から抗議

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(写真)支柱の取り付けが始まった台船の作業台と手前は赤嶺衆院議員が乗る抗議船=17日午前、沖縄県名護市辺野古


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(写真)ボーリング調査予定地に設置された台船の作業台=17日、沖縄県名護市辺野古

 防衛省沖縄防衛局は17日、沖縄県名護市辺野古への新基地建設に向けた海底ボーリング(掘削)調査に着手しました。掘削作業の準備を進め、終了次第、本格的な調査に入る方針です。防衛局が新基地建設強行へ作業を進めると同時に県民の怒りが大きく広がっています。

 海上保安庁が住民の抗議行動を排除しようと厳重な警戒体制を敷く中、防衛局は調査の足場として使用する台船を海上に設置する作業を朝から開始。台船を米軍キャンプ・シュワブ沿岸部で組み立てた後、調査地点に移動。4本の支柱を海底に固定しました。

 ボーリング調査は、海底を掘削して、埋め立て地盤の強度などを確認します。掘削調査地点を当初の21カ所から減らし、11月末までに16カ所で実施する予定です。

 新基地建設に反対する住民らは、雨が降る中、海上やキャンプ・シュワブゲート前で抗議行動を展開。海上では、日本共産党の赤嶺政賢衆院議員が、住民の監視船からハンドマイクで海保の異常な警戒態勢に抗議し、工事中止を訴えました。

 赤嶺氏は「海保が米軍基地を拠点に県民への威嚇活動をするのは不当。基地建設を手伝うことは本来の任務ではなく、あるまじき行為だ」と糾弾。「基地建設反対の県民総意を押さえつけるようなやり方は絶対に失敗する」と指摘し、「工事を直ちに中止せよ」と訴えました。赤嶺氏はゲート前にも駆けつけ、座り込みました。


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