2014年8月16日(土)
力あわせ 政権打倒へ
東京・新宿 田村参院議員ら訴え
終戦記念日
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終戦から69年の15日、日本共産党と日本民主青年同盟が東京・新宿駅東口で演説しました。田村智子参院議員は、集団的自衛権の行使を容認する「閣議決定」の撤回を求め、「再び『戦争する国』づくりを許さない。憲法を高く掲げて安倍政権に立ち向かおう」と述べ、安倍政権打倒へ力をあわせようと呼びかけました。
炎天下、演説に足を止め、憲法を守れと署名していく人が見られました。
田村氏は、憲法がどんな争いにも武力行使を禁じ、平和的な話し合いによる解決を宣言した意義を強調。「憲法が今こそ生かされる政治が求められている」と述べ、侵略戦争に命がけで反対した党として全力でたたかい抜くと表明しました。
大山とも子都議は、集団的自衛権を行使してアフガン戦争に参戦した北大西洋条約機構(NATO)諸国の米国を除く犠牲者は1032人にものぼっており、「まさに殺し、殺される状況だ」と指摘。一方、日本では「閣議決定」に反対する意見書を可決した地方議会が190議会に広がっていると紹介し、「憲法9条を守り抜こう」と呼びかけました。
民青同盟の島田直樹副委員長は「閣議決定」を、「米国の戦争のために日本の若者が血を流すのが正体だ」と告発。青年や学生が行動していると述べ、「国民一人ひとりの行動で安倍政権の危険な暴走はストップできる」と訴えました。