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2014年8月13日(水)

“オール福島”四つの願いで国にもの言える県政を

県政つくる会 知事選向けアピール

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 福島県知事選(10月9日告示、26日投票)まで2カ月を切った12日、「みんなで新しい県政をつくる会」(略称・県政つくる会、亀田俊英会長)は福島市内で記者会見し、「県民のみなさんへのアピール」を発表しました。

 アピールでは、県政をつくる会が6月に知事選政策提案を発表して以来、多くの団体・個人と対話してきた結果として、「オール福島」の願いが、(1)国は事故収束宣言を撤回し、県内原発すべての廃炉を決断する(2)徹底した除染・賠償の国の責任を果たし、原発事故前の福島を取り戻す(3)子どもと県民の健康を守るために国が全責任を果たす(4)県民一人ひとりに寄り添った長期にわたる国の復興支援策を求める―に集約できたとしています。

 この4点が思想信条や立場の違いを超えて県民が一致して願う「オール福島」の声であり、その願い実現のためには国に対してはっきりとモノを言う県政の確立が必要なことも県民共通の思いではないかと述べています。

 また、安倍政権が「オール福島」の願いに背をむけていると批判。福島県の現状は長期にわたる支援が不可欠であり、最大の責任は原発推進の国にあると多くの県民が思っていると指摘しています。

 アピールではさらに、原発事故後初めての県知事選をめぐって、県民の多くの願い実現のため、どういう政策や提案をもって臨むのかが求められており、「『オール福島』の願いの一致点で団結して、安倍政権にはっきりとモノが言える県政の実現こそが必要だ」として、実現のため力を尽くすとしています。


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