2014年8月12日(火)
教育改悪に負けぬ歌声
「戦争へ送るな」群馬で全国祭典
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全国教育のうたごえ祭典(実行委員会主催)が9、10の両日、群馬県高崎市で行われ、のべ800人余りが参加しました。
全国教育のうたごえ協議会の藤村記一郎議長があいさつし、安倍政権が教育改悪の動きを強めるなかで「教育のうたごえを開くことに私たちの存在意義がある。負けずに力いっぱいうたごえを響かせていこう」とよびかけました。
9日には合唱発表会があり、全国各地の教職員や市民の合唱団が創作曲などを披露。11月開催予定の日本のうたごえ祭典inみやぎの合唱発表会に出場する推薦団体がコンクール形式で選出されました。
「ありのままで」を歌った神奈川県平塚市の3人の小学生は「最初は緊張した。だんだん慣れて楽しく歌えた」とはずんだ声で話しました。
群馬県富岡市から4人の子どもらと合唱を聞きに来た母親(39)は「今の世の中を歌っている曲や子どもを戦争に送らないというメッセージにジーンときました」と語りました。
10日には大音楽会が開かれ、群馬県の教職員らが朗読と合唱で「焔(ほのお)の記憶〜太陽の旗」を上演し、全国の演奏者合同による合唱構成「ぞうれっしゃがやってきた」が演奏されました。
来年は沖縄県での開催が予定されています。