2014年8月10日(日)
“ブラック企業を社会問題化”
日曜版にJCJ賞贈賞
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日本ジャーナリスト会議(JCJ)は9日、反戦の決意を固めあう「8・15ジャーナリストと市民の集い」を東京都内で開きました。集いでは、すぐれた報道を表彰する2014年度JCJ賞の贈賞式も開かれ、「しんぶん赤旗」日曜版編集部の「ブラック企業連続追及」が受賞しました。
「赤旗」がJCJ賞を受賞するのは20年ぶり。選考委員の諌山修氏は日曜版について「ブラック企業を実名で報道し、社会問題化させた」と講評。受賞のあいさつで日曜版の山本豊彦編集長は、「ブラック企業の特徴は将来ある若者の心まで壊す過酷な働き方を強いていることです」「日本共産党は企業・団体献金を受け取っておらず、『赤旗』も大企業の広告料収入に依存していない。そのため大企業の問題もタブーなく報道できます」と述べました。
贈賞式では、「憲法、安保、原発の『論点明示報道』」で大賞を受賞した東京新聞など受賞者たちがあいさつしました。
贈賞式に先立ち元NHKディレクターの小中陽太郎氏が記念講演しました。