2014年8月8日(金)
厚木へのオスプレイ再飛来計画 人口密集地に来るな
市民団体と共産党が抗議
人口密集地にある米海軍厚木基地(神奈川県大和、綾瀬両市)へのオスプレイ飛来計画に対し、神奈川県の「爆音をなくし、米空母の母港に反対する厚木基地周辺住民の会」、「オスプレイ来るな!県実行委員会」と日本共産党地方議員団は7日、防衛、外務両省に抗議し、飛来中止を求めました。
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国側の応対者は「オスプレイの配備は、わが国の安全保障上、大きな意味がある」などと述べ、飛来中止を拒否しました。
また、7月の厚木基地へのオスプレイ飛来について、基地内4カ所で国の職員8人が離着陸を確認したと説明。要請者側がオスプレイの飛行ルートを確認したのかとただすと、国側は「米軍の運用の詳細にかかわるところなので承知していない」と答えました。
要請者側は、大和、綾瀬両市長が飛来を容認していないことを強調。日米合同委員会合意に違反してオスプレイが市街地上空を飛行したことを厳しく追及して対応を求めました。
国側は「われわれとして何ができるか、考えていきたい。今回、要請があったことについては承りました」と答えました。
日本共産党の、大和、綾瀬、海老名の各市と寒川町の議員団が出席しました。