2014年7月31日(木)
オスプレイ どこにもいらない
佐賀県民「頑張るぞ」
集会・パレード
佐賀県営の佐賀空港に自衛隊のオスプレイを配備し、米海兵隊普天間基地の一部機能も暫定的に移転させようとしている問題で、「オスプレイ配備反対佐賀連絡会」は29日夕、佐賀市で反対集会を開きました。約200人が「危険なオスプレイは来るな」「佐賀空港の軍事利用は許さない」と怒りの声を上げました。
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日本共産党の赤嶺政賢衆院議員は、米軍嘉手納基地ではF15戦闘機の訓練が県外へ移転した後も米本土から新たな戦闘機が飛来し、爆音総量は大幅に増えたとして、「『負担軽減』は真っ赤なウソだ」と指摘。「たらいまわしでは解決しない。連帯して、侵略や戦争のためのオスプレイ配備を断念させよう」と呼びかけ、参加者は「頑張ろう」と拍手で応えました。
各団体の代表は「知事はきっぱり反対するべき」(小城9条の会)、「沖縄の負担軽減は、日本中に訓練などを拡散することではない」(県母親大会実行委員会)、「不安を持つ漁業者とも力を合わせたい」(よみがえれ!有明海訴訟を支援する全国の会)などと発言しました。
武藤明美党県議は、回答を保留する知事を批判し、「反対の声を大きく広げよう」と訴えました。
集会後、県庁前までパレード。道路脇で見ていた佐賀市の会社員の女性(62)は「墜落事故が怖い。反対の声を上げることは大事だと思う」と話しました。