2014年7月25日(金)
第39期囲碁新人王戦
決勝は一力七段 対 志田七段
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第39期囲碁新人王戦(しんぶん赤旗主催)の準決勝第2局、一力遼(いちりき・りょう)七段(17)対村松大樹(ひろき)四段(25)戦が24日、東京都千代田区の日本棋院でおこなわれ、98手までで白番の一力七段が中押し勝ちをおさめ決勝進出を決めました。これで決勝三番勝負は、一力七段対先に決勝進出を決めていた志田達哉七段(23)の顔合わせとなりました。
決勝をたたかう一力七段、志田七段のいずれも初の決勝進出。また、ともに段位が新人王戦出場資格の六段を超えているため、今期が最初で最後のチャンスとなります。決勝三番勝負は9月におこなわれます。
一力七段は1回戦で橋本寛初段(関西棋院)、2回戦で堀本満成三段を連破。準々決勝では絶好調の許家元二段を破ってここまで勝ち上がってきました。
一力七段 1997年6月10日生まれ。宮城県出身。宋光復九段門下。2010年夏期入段、今年、史上最年少記録で棋聖戦リーグ入りし七段。13年若鯉戦優勝、14年世界囲碁U―20優勝。