2014年7月24日(木)
自公民衆院内閣委議員 カジノ視察
合法化法案 審議控え
シンガポール
カジノ法案が継続審議になっている衆院内閣委員会所属の自民、民主、公明3党の国会議員6人が、シンガポールのカジノ施設の視察に出かけていることが23日、明らかになりました。
衆院が「東南アジア各国及びインドにおける経済政策等実情調査」の名目で海外派遣しているもので、柴山昌彦内閣委員長(自民)を団長に、同委理事の西川公也、平井たくや、平将明(いずれも自民)、近藤洋介(民主)、高木美智代(公明)の各議員が参加。費用は公費でまかなわれます。
20日から26日の日程で、インドネシア、シンガポール、インドの3国を訪問。シンガポールでは、安倍晋三首相も5月に訪れた巨大カジノ施設視察が日程に組み込まれています。
刑法が禁じる賭博場・カジノを合法化するカジノ法案は、自民、維新、生活の3党などが昨年12月に国会に提出し、さきの通常国会では継続審議になりました。視察について衆院内閣調査室は「カジノ法案の本格審議入りを控えてのもの」としています。