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2014年7月21日(月)

夜中にブイ搬入強行 沖縄・辺野古新基地工事へ

防衛局に住民抗議 「姑息 埋め立て撤回を」

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 名護市辺野古への新基地建設に先立つ海底ボーリング(掘削)調査を強行しようと、沖縄防衛局が反対運動を取り締まるためのブイ(浮標)設置の資材を米軍キャンプ・シュワブ内に搬入した20日、多くの人が同基地ゲート前に駆け付けて終日、抗議の声を上げ続けました。


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(写真)辺野古埋め立てを撤回させるため、「名護市議選と知事選で必ず勝利を」と訴える安次富共同代表(右)ら=20日、沖縄県名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前

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(写真)沖縄県名護市の米海兵隊基地キャンプ・シュワブ

 ヘリ基地反対協議会の安次富(あしとみ)浩共同代表は「夜中に目を盗むやり方で資材が運び込まれたのは悔しい限りだが、若い世代も含めて『私も参加したい』と多くの層が声を上げ始めている。私たちの長い抵抗運動が県民の中に広がっている」と強調。「こんな姑息(こそく)な手法で強行してきているのは、政府が焦っているからだ。このことをもっと県民に知らせて必ず辺野古埋め立てを撤回させよう」と訴えました。

 沖縄県統一連の中村司(まもる)代表幹事は、東京から訪れた大学生10人がこの日、飛び入りで抗議に加わったことを紹介。「資材搬入されても海上でのたたかいなどを続け、安倍内閣を倒すことを視野に入れて、何としても9月の名護市議選、11月の知事選で勝利しよう」と呼びかけました。

 ヘリ基地反対協などは、21日以降もゲート前や海上で午前8時から連日の抗議行動を続けます。


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