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2014年7月20日(日)

再稼働より復興を

福島集会 1000人デモ行進

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(写真)「原発なくせ」「再稼働より復興を」と声をあげパレードする人たち=19日、福島市

 原子力規制委員会の審査書案が提示された川内(せんだい)原発(鹿児島県)の再稼働反対、福島県内原発の全基廃炉などを求め19日、福島市で「原発再稼働より事故収束・復興を! 7・19ふくしま集会」が開かれ、約1000人が参加。集会後デモ行進しました。主催はふくしま復興共同センター。

 「安心して住み続けられる福島を」のゼッケン姿、再稼働反対の思いを書き込んだタペストリーを掲げる人たちなどで、雨のなか熱気に包まれました。

 鹿児島県から駆けつけた日本共産党の松崎真琴県議が「鹿児島県民の原発反対の声は強まっている。福島で頑張るみなさんと連帯したたかう」と訴えると拍手が起こりました。

 ふくしま復興共同センターの斎藤富春代表委員(県労連議長)が「安倍政権の暴走の一つひとつが、福島県民の心情を逆なでし、傷つけている」と発言。

 原発をなくす全国連絡会の小田川義和事務局長が「福島事故の収束と被害の賠償などを求める声を大きくしていこう」とあいさつ。大熊町から避難する木幡仁さんが訴えました。

 集会に参加した二本松市の自営業の女性(64)は「2歳、ゼロ歳の2人の孫の将来を考えると原発再稼働は許せない」と話していました。


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