2014年7月19日(土)
厚木基地 オスプレイ再飛来
低周波音に「めまい」訴えも
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18日、米軍キャンプ富士(静岡県御殿場市)を飛び立った米海兵隊MV22オスプレイ(沖縄・普天間基地配備)1機は、同日午前11時18分ごろ米海軍厚木基地(神奈川県綾瀬、大和両市)の南側からヘリモードで侵入し、再飛来しました。同基地北側では、市民と日本共産党の綾瀬市、寒川町の議員などのべ約20人が監視し、離着陸する同機に「二度と厚木基地に来るな」「普天間から出ていけ」などと抗議の声を上げました。
同機は給油後、12時46分に離陸し、約1分後に固定翼モードに切り替えて飛び立ちました。
同機の離着陸時には、翼のバタバタという音とともに、同機特有の低周波音が響き、監視行動に参加した男性(37)は「圧迫感を感じ、気圧が下がったときに起きるようなめまいがしました」と訴えていました。
「爆音をなくし、米空母の母港に反対する厚木基地周辺住民の会」の河野幸司代表委員は「危険な欠陥機の飛来は、日ごろから爆音に苦しめられている住民として絶対に許せません」と強調しました。