2014年7月19日(土)

安倍内閣の支持率　前月比６．４ポイント減の４４．６％

時事通信調査　不支持率も最高を更新

　時事通信の７月の世論調査（１１～１４日実施）で、安倍内閣支持率が前月比６・４ポイント減の４４・６％に落ち込み、第２次安倍政権発足以来最低となりました。支持率が５割を割り込んだのは昨年１２月、今年３月に続き３回目。不支持率は８・１ポイント増の３４・６％で、同政権発足後最高を更新しました。

　集団的自衛権の行使容認については賛成が３３・４％の一方で、反対が過半数の５１・６％に。行使容認の閣議決定（１日）への国民の理解が広がらず、「支持率低下に影響したとみられる」と時事通信は分析しています。

　行使容認に「賛成」と答えた人のうち「閣議決定による憲法解釈の変更で十分」と回答したのは４２・０％にとどまり、「憲法９条の改正が必要」だと答えた人は５３・９％に上りました。