2014年7月18日(金)

オスプレイ再飛来計画に住民抗議

「厚木を訓練拠点にさせない」

（写真）当直司令官（右端）に要請文と質問状を手渡す、市民と党議員団ら＝１７日、米海軍厚木基地前

　米軍オスプレイが１８日に米海軍厚木基地（神奈川県綾瀬、大和両市）に再飛来しようとしている問題で１７日、「爆音をなくし、米空母の母港に反対する厚木基地周辺住民の会」、県平和委員会、日本共産党が同基地を訪れ、抗議しました。共産党の綾瀬、大和、海老名、座間の各市議団が参加しました。

　同基地の当直司令官が応対。周辺住民の会、共産党県委員会と議員団は、再飛来に抗議し同基地をオスプレイの訓練拠点にしないことなどを求める要望書を、県平和委員会は質問状をそれぞれ提出しました。

　要請文は、オスプレイの進入・出発経路は「人口密集地域上空を避けるよう設定される」と日米間合意されていると指摘し、周辺に２４０万人が暮らす厚木基地への飛来は「不十分な日米合意すら守ることはできないこととなる」などと批判しています。