2014年7月15日(火)
安倍政権の運営に打撃
滋賀知事選結果で山下氏
日本共産党の山下芳生書記局長は14日、滋賀県知事選結果について記者団に問われ、「集団的自衛権行使容認の閣議決定に有権者がノーという意思表示をした」と述べました。
山下氏は、投票率が前回比で約10ポイント低下するなか、党推薦候補(坪田五久男氏)が、前回を大きく上回る5万3280票、得票率は9・73%と倍加させ善戦した事実を紹介。(1)集団的自衛権行使を認める閣議決定にノーの声を突きつけよう(2)原発が多数ある福井県に隣接する滋賀県で原発再稼働反対ときっぱりいえる代表をつくろう(3)新幹線新駅ノーという前々回知事選での有権者の審判をふまえ、無駄な大型開発復活をやめさせ県民の暮らし第一に予算をつかう代表をつくろう―との訴えを貫き、政治論戦をリードしたことが今回の結果をつくる力となったと指摘しました。
その上で山下氏は、自公推薦候補が敗北した知事選結果は、集団的自衛権行使容認の閣議決定など暴走を続ける「安倍政権の今後の政権運営に大きな打撃になる」と強調しました。